当院について
透析センター
 

済生会川口総合病院は、平成29年4月1日より発足した新たな組織である済生会医療福祉センターの一事業所となります。 病院以外の事業としては、春日部市にある「特別養護老人ホーム 済生会彩光苑」、同市、同苑内にある「内牧クリニック」、病院内事業所として「訪問看護ステーション きゅうぽら」、「川口看護専門学校」、埼玉県から委託を受けている「川口乳児院」があります。また、障害者雇用推進を目標とした「ワークステーションみのり」・「ワークステーションのぞみ」・「ワークステーション西川口」と、「ケアステーションなでしこ」、「サポートステーションひなぎく」などがあります。以上の11事業所を統括運営上の名称を掲げることといたしました。私、原澤茂(名誉院長)が初代総長となりましたので、よろしくお願い致します。

さて、私事ですが、平成11年8月に済生会川口総合病院の病院長に就任し、約18年間が過ぎました。崩壊寸前の同病院の現地建て替えを行い、平成25年には公道を挟んだ本館裏地に東館を増設してまいりました。
川口市は、荒川を挟んで東京都と隣接した地の利がありましたし、旧病院時代からも医師、看護師を中心に増員が可能であり、常勤医師は初期研修医24名を含め137名、看護師は553名となり、病床としても結核病床を廃止して、全て一般病床として424床になりました。当然急性期病院であり、DPC対象病院であります。
私の院長時代には、平成14年度に旧病院のまま厚生労働省認定の臨床研修病院、本館完成後には、災害拠点病院、地域医療支援病院、地域がん診療連携拠点病院、地域周産期母子医療センターの認定を受けました。それなりの病院として地域に認められる病院になりました。
空中歩廊で一体化した東館の完成後には、健診センター、透析センター、リハビリテーションを移設しましたし、本館にはICU、NICU、GCU系の高度急性期部門を一層の拡充・充実を行ってまいりました。なんとか川口総合病院は今後の方向性が見えてきましたので、新病院長の佐藤 雅彦先生にバトンタッチいたしました。今後も新病院長をはじめ、済生会川口総合病院にご理解とご協力をお願い致します。

済生会は全国に80病院があり、老人介護施設などを含めると、約400事業を行っている日本最大の医療福祉の一法人であり、社会福祉法人であります。その意味からしても、当医療福祉センターの内容は、医療と福祉・介護を包括するセンターであると思います。
老人介護施設としては、平成15年から県立特別養護老人ホーム彩光苑を県から済生会川口総合病院に移管され、同施設の拡充とサービス向上を行ってきております。現在は定員126名、ショートステイ6名、ケアハウス50名で春日部市に存在しています。
また、同特養には診療所 内牧クリニックを平成22年から開設し、地元住民はもとより、特養彩光苑の利用者さんにも利用いただいています。
訪問看護ステーションきゅうぽらは、川口総合病院と共に充実・進化してきましたし、今後は在宅への医療にシフトしている日本の医療には欠かせない事業であり、在宅での医療・介護としてその役割を果たしてきています。川口総合病院はもとより、院外の診療所の先生方との連携をしながら、看取りを含めて幅広い医療活動を行っています。
川口看護専門学校は、一時は准看護学校(2年制)でしたが、平成15年に過程変更し正看コース(レギュラーコース)に変え、40名定員で校長、副校長、教務主任等の教員の充実によって、毎年ほぼ100%の国家試験の合格で、川口総合病院にほぼ新卒看護師を供給しています。当然、学生の臨地実習は川口総合病院を中心に行っています。
川口乳児院は定員30名で、当初は2歳以下でありましたが、近年は幼児(5歳)まで年齢が拡大され、何らかの理由で育児困難な場合に入所される児童福祉施設であります。県内には私どもを含めて6施設がありますが、済生会川口乳児院は病院と直接関連していることで、病児の受け入れも可能であります。児童相談所(児相)との連携が必然でありますし、社会福祉法人としての存在感のある点と考えます。
障害者雇用事業所として、ワークステーション「みのり」をはじめ、同「のぞみ」、同「西川口」があり、ケアステーション「なでしこ」とサポートステーション「ひなぎく」があります。現在は、知的障害者の雇用の受け皿として、病院で使われる衣類の洗濯工場を中心に事業を行っています。今後は事業内容の見直しを検討し、病院を含めて障害者雇用のあり方を検討していく必要があります。
以上、済生会川口医療福祉センターの概要をご紹介いたしましたが、各事業所には大きな社会的責任があり、各々が独立していることが重要ですが、相互に依存していることは言うまでもありません。各々の管理責任者は自分の立場を理解し、情報の共有化は最低限必須であります。川口総合病院を軸として、それぞれの事業が充実していることによって、一層、医療福祉センターが向上していくことを望んでいます。
皆さま方のご支援、ご協力をお願い致します。

総長  原 澤 茂
(平成29年4月)

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